スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆ 善悪の判断がつかないから

  • 2007/09/19(水) 15:23:09

2の善悪の判断がつかないから、ですが、これは前述した通り、正しい反省の仕方を学び、日々しっかりと反省(謝罪も含む)という行為を実践することにより、善悪というものが徐々にですが明確になっていきます。何が善で、何が悪なのかは、最初は難しいとは思いますが、道理を学んだ上で道理に照らし合わせること、周囲にいる大人達の正しい指導(注意・指摘・教え)があれば、段々と感覚的に研ぎ澄まされていき、ある程度熟達すれば、自ら物事に対する善悪をつけられるようになります。

反省することは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ反省するという行為は潔い行為であり、尊敬されうる行為であると考えます。自ら犯した悪行に対して、自らの責任として認め、受け容れ、今後そのような行為をしないように、改めようと考えることは、とても勇気のあることであり、人として尊厳ある行為と言えます。

ここで注意が必要なことは、「その人は反省することで負けを認めた、あるいは悪をしてしまう劣った人間である」、との認識を、反省し謝罪した人間に対して抱く人達がいますが、これは飛んでもない間違いであり、そう捉えてはいけない、誤認識であることを断じておきたいと思います。こういう捉え違いをする方が結構いるのですが、悪い行為に対して真摯に責任を認め、それに対して謝罪をすることは、相手に自分が劣ったことを宣言することではなく、自分の今回の行為を謝罪する、あるいは、自分の悪さの一部(一面)を謝罪することであり、全人格を謝罪するものではない、ということです。こういった誤認識の方々が大勢を占めてしまう世の中ですと、なかなか反省・謝罪という行為自体が敬遠され、履行されていかないのは必定ではないかと思います。

また、反省の効用として挙げられるのは、その反省を通して、自分を振り返り、自分自身の醜さと真摯に向き合えること、つまり本当の自己と対峙できる時間が得られる、ということです。そして、本当の自己と対峙しながら、己を知り、人間を学ぶことにより、確実に人として成長できるのです。裏を返せば、反省なき人に、人としての成長は有り得ない、ということができます。

人は、不完全な存在ですから、反省を繰り返しても、間違いを犯す可能性を持っています。たとえば、反省の時に、自己と向き合った際、「私は、悪口を言いたい。」という本心に気づいたとします。これは、本心であるので、修正したり、あるいは、抑圧という形で消去したりすることは不可能です。この本心は本心として認めることがまずは肝心で、ただ、この本心の思うがままに発動させてしまえば、当然周囲を傷つけることになるので、それは善いことではありません。ここで登場してくるのが、理性です。「腹底の心である本心で、悪口を言いたい」というのを理性で把握しつつ、理性でコントロールして、この悪口が不用意に発動してしまうのを注意すればいいのです。

人は何かの縁で、腹底の心にある悪い思いを発動させてしまいがちですが、その悪い思いをしっかり正面から認識し、受け容れてしまえば、その悪い思いを把握(注意)しながらの行動になるので、容易に発動させることはなくなります。また、その何かの縁というものも、自分にとって悪い縁であると判断できれば、遠ざけることも可能になりますので、さらに発動の防止になります。

ここで、認識を改めて欲しいことは、人というものは、そもそもキレイな心を持っているわけではなく、キタナイ心を持っているものなのだ、ということです。相手をいじめたい、貶めたい、妬みたい、バカにしたい、汚したい、等々、とにかくキタナイことを皆、腹底の心では思っているものです。妄想のところで話をしましたが、人は己を美化したい、という妄想を持っています。そして、相手も美化したい、と思っていて、「人間というものは美しい心を持っているはずだ」、との誤認識をしてしまうのですが、これは間違いだ、ということです。

ただ、注意して欲しいのは、心がキタナイのだから、そのキタナイ心を誇示して生きていいのか、と言われれば、これは、正しくありません。「悪を悪と知って悪を避ける生き方」をするのが大切であり、心に関しても、キタナイ心をキタナイ心と知って、キタナイ心を避けるふるまい、を心掛けることが重要となります。

しっかり反省し、自分と対峙する時間が増えていけば、感性が磨かれ、何が善で、何が悪かは、分かってきます。決して、醜い自分の心から逃避するのではなく、真正面から向き合い、受け容れていくことを忘れないで頂きたいと思います。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ いじめ・登校拒否へ
↑↑↑ ランキング参加中!応援クリックお願い致します!

スポンサーサイト

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。