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◆ きれる、について

  • 2007/06/28(木) 15:02:52

攻撃的な態度がさらにエスカレートした状態に、「きれる」という状態があります。ここで、きれるについて私なりに定義しておきます。

「何かに反応することで突然逆上し、理性的な対応ができなくなる」

きれる、という現象は、きれる人間に問題があるのか、きれさせる周囲(人間等の環境)に問題があるのか、と論じたくなるところですが、道理からすれば、きれる人間にもともと原因があって、たまたま縁と結びつくことで、きれるという現象が結果として起きる、だけです。根本原因という観点で述べれば、きれる人間本人に原因があり、責任がある、ということです。

ここで、きれるについて、例えを一つ挙げます。

A君はテストの点数で落第点を取り、イライラしていた。そこにクラスメートのB君がやってきて、「お前、落第点取ったんだってなあ。恥ずかしい奴だなあ。」と言ったことで、A君は急に立ち上がり、「なんだとー!おまえぇー!」と、逆上。A君はきれて、暴れ出しました。

A君が落第点を取りイライラしていた、が原因。B君が悪口を言った、が縁(悪い縁)。この原因と縁が結びつくことで、結果として、きれる、が起きた、ということです。

攻撃的な態度の根本原因は、「イライラ感がある」と述べましたが、きれるという現象も、同様に、イライラが根本原因と言えます。要は、もともと根本原因としてイライラがあり、程度が低ければ攻撃的な態度で落ち着き、程度が高ければきれるまでエスカレートしてしまう、ということであり、双方共に、イライラを対処できれば、解決することを意味します。

ところが、このきれるという問題には、厄介な面があり、それは、家庭での環境要因に影響される、ということです。きれる子供が環境要因とは無関係に出来上がる、というのは考えづらく、少なくとも、きれやすい子供というものは、家庭での環境要因、つまり親の影響を受けている、と考えるのが適当だと言えます。その親の影響の中でも、道理に反している言動、つまり、理不尽な言動を子供に対して長期間浴びせることにより、子供の中に、イライラの源を育ててしまう恐れがあります。このように述べてしまうと、「それは親のせいにして、道理に反するのではないのか?」との意見もあろうかと思いますが、人は環境動物であり、特にこのきれるという問題は、一面的な見方だけでは解決できないと分析できることから、敢えて、環境要因にまで言及したということです。

昨今、とにかく世の中は、きれる人間で充満しています。ちょっとしたことできれる、どうでもいいことにきれる、何もしていないのにきれる、親切心で声をかけただけなのにきれる、・・・。きれてきれてきれまくる。こんな精神的に腐敗しきった状態で、疲弊しきった状態で、思考できない状態で、相手への気遣い、相手への配慮、相手への思いやり、など持てるはずもありません。よく相手への気遣い、配慮、思いやりが必要と強弁される方がおられますが、それは、彼らの精神状態を無視した理想論を唱えているに過ぎないわけで、しっかり実態を洞察して頂きたいと思います。

きれる子供、が注目を集めていますが、実際にきれているのは、子供だけではなく、むしろ大人の方がより多くきれているのではないでしょうか。そして、大人が子供のちょっとした言動や行動に対しても、いちいち目くじらを立てるようにきれているから、子供も同様にきれている、つまり大人から子供に伝染したと考えるべきなのでしょう。こう考えてくると、我々大人世代は、子供を問題視する前に、己の姿をしっかり振り返り、己の反省をまずは進めていく必要がありそうです。

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