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◆ 被害者の視点 ~ 空気を読め ~

  • 2007/06/28(木) 14:59:59

攻撃的な態度が容認されている世の中ですが、この攻撃を受けた被害者の視点で論じてみたいと思います。

コンパの席で、A子さんは、浮かない表情で座っていた。前の日に、母親と大喧嘩をし、気まずい思いを引きずっていたからだ。それを見かねたB君が、「A子、せっかくのコンパの席で暗い雰囲気なのはまずいんじゃないの。みんな盛り上がっているのに、いかにもつまらなそうじゃ、場がしらけるよ。少しは空気を読めよな。そんなにつまらないなら、先に帰ってもいいよ。」との冷たいお言葉。A子さんは理由を言うタイミングを逃し、なくなくその場を離れました。

この例では、A子さんは一方的に攻撃的な態度に晒されたわけですが、その場を離れたということは、余程精神的に落ち込んでいた、あるいはもともと立場の弱い存在であったと考えてよいでしょう。仮に、その場を離れなかったとしても、攻撃的な態度に晒されれば、普通の人なら、精神的な苦痛を受け、塞ぎ込んでしまいます。このB君の言葉には、威圧はあっても、相手を思いやるという気持ちは、微塵も感じられないので、本人がどう思っても、攻撃的な態度だと言えます。そして、今の世の中、こういったシーンは、様々な場面で行われていて、A子さんのように悲しい思いを持つことは、珍しいことではないでしょう。

攻撃的な態度、というものは、先制攻撃の場合が多く、受けた側は先にそれをされると、相手に対して恐怖を感じてしまう場合もあります。また、反論することで、その場の雰囲気を害してしまい、その結果浮きたくないとも考えるようです。
今の世相の流れからすると、「おもしろい」や「場の雰囲気を優先」という考えが絶対的であるので、これに反する言動や行動は、容赦なく裁かれ、悪のレッテルを貼られるという風潮にあるので、どうしても戦々恐々とした生活になってしまいます。

攻撃的な態度を、受けやすい立場の人間にとっては、反論はできないので、泣き寝入り、という形で我慢しますが、言動というものは、言葉によっては心に傷をつけるものもあり、我慢しながら、なおかつ傷つくとなると、二重の苦しみに耐えることになります。
いずれにせよ、立場の弱い存在、あるいは、抵抗できない存在にとっては、この攻撃的な態度、というものは、筆舌に尽くしがたい、耐え難い行為であり、その行為自体にメスを入れ、徹底的に改善をしていく必要があるのです。

「空気を読め」というフレーズがあります。「周囲の了解なしに突出することは許されない」、という解釈でいいと思いますが、この言葉は使いようによっては、かなりの凶器性があると考えます。空気を読んで行動しなければ、「集団から排除するぞ!」、との脅しにも近い意味合いを持っているからです。使っている本人にしてみれば、協調性を重視して、その秩序を乱す人間を悪とし、注意しているだけだ、という感覚なので、罪悪感はほとんど感じていないと言ってよいでしょう。

しかし、立場が変わって、この言葉を受ける立場からすれば、攻撃的な態度で、「空気を読め!」と言われることが、とてつもない恐怖であることを、発言する立場の人間は認識する必要があります。

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