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◆ 世間の風潮 ~ つっこみという行為の危うさ ~

  • 2007/06/28(木) 14:57:41

攻撃的な態度の大枠を少し見てきましたが、世間の風潮はどうなのでしょうか?

攻撃的という表現は世間ではされていませんが、攻撃的な態度は大筋容認されているように感じます。ただ単に攻撃的というのは当然嫌われるのですが、「攻撃的な態度とおもしろさを加味している場合」や「攻撃的な態度の後にフォローしている場合」は、攻撃的な態度自体が良い意味にカムフラージュ(偽装)され、肯定されるような雰囲気を与えることから、なんとなく容認、という形になっていると分析されます。

日常において、こういった攻撃的な場面に出会い、何度となく刷り込みを受けてしまうと、大抵の人が、この攻撃的な態度を知らず知らずのうちに容認してしまうのも仕方のないことかもしれません。

今、テレビを中心にお笑い番組が隆盛です。二人組の芸人の場合、「ぼけ」と「つっこみ」、という役割分担をして、笑いを提供していますが、このつっこみという行為に危うさを感じます。なぜか、というと、テレビを観ている視聴者は、「つっこみをいれることは、別に悪いことではない」と、短絡的に理解して、普段の日常会話においてもそれを使ってしまう可能性が高いからです。

危うさのポイントは、視聴者が短絡的に理解すること、です。

芸人のつっこみは、わざとぼけた相手に対し、つっこみをいれます。しかし、短絡的に理解した人達は、わざとぼけた相手に限らず、無差別につっこみをいれる可能性があります。ここに、つっこみという行為の危うさを感じる、ということです。

ちょっとミスしただけでつっこみをいれられる、ちょっと見当違いの発言しただけでつっこみをいれられる、ちょっと暗い表情を見せただけでつっこみをいれられる、ちょっと真面目な話をしただけでつっこみをいれられる、・・・。余裕のない、油断の出来ない、住みにくい世の中。

ここで、つっこみについて、私なりに定義しておきます。

「弱い立場の弱みにつけこんで、注意・指摘を傲慢な態度で行うこと」

ある行為に対して、過剰なつっこみがあったので、それに対して不快感だと指摘した場合に、「何言ってるんだよ。単に、つっこみをいれただけじゃないか。そんなことで文句言うと、場の雰囲気悪くするから止めろよ。」と逆に指摘され、これが正当化されてしまうと、つっこみへの反論はタブーであるという、一方通行的な強者の論理が成立してしまうことになります。

常につっこみをいれる立場にいる人間は、この論理でも構わないのですが、逆につっこまれる立場の人間にとっては、この論理が成立するということは、人間関係がかなり苦しいものとなり、死活問題にまで発展する可能性があるので、とても了承できるものではありません。

相手の立場に立たない、相手の立場を配慮しない、という人間性の劣化の一つとして、強者の論理に立ったつっこみという行為が、攻撃的な、殺伐とした社会を背景に露呈してきていることを、我々は真摯に認識する必要があります。

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